【アメリカ横断日記12日目】これぞロックな街！？メンフィスを歩いてきた

みなさんこんばんは、今日はメンフィスにきて2日目ということで街中を散策して参りました。さっそくその様子を書いていきたいと思います。

(Beale Street)

ここビールストリートはメンフィスで1番の観光スポットとして知られています。夜になると人がたくさん集まり、至るところから音楽が聞こえてきます。この通りは一日中車両通行止めとなっており、アメリカでは珍しく屋外でアルコールを飲んでもいい場所となっております。基本的にアメリカでお酒を飲みながら外を歩くことは違法ですのでお気をつけ下さい！

このビールストリートでは毎晩、それぞれバーやレストランなどでミュージシャンによるライブが行われています。なので自分の好きな音楽が流れているお店を選んで音楽に浸るのもいいでしょう！ただ、料理やドリンクはすこし割高な気がします。基本的にお店の前にメニューが貼ってあるので、気になる方はそちらをチェックされてから入ってみられて下さい。

(National Civil Right Museum)

ここメンフィスは公民権運動の指導者として知られるキング牧師暗殺の地としてもよく知られています。1968年4月4日、このモーテルでキング牧師は銃弾に倒れました。この花輪がかけられているところで銃撃されたそうです。キング牧師といえば、英語の教科書に出てきた記憶があります。皆さんも英語の教材でキング牧師(マーティン・ルーサー・キングJr)の名を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか？

「I have a dream」というキング牧師の演説での言葉は世界的にも有名ですね。

(メンフィス ピラミッド)

ダウンタウンのミシシッピ川沿いを歩いていると突然大きなピラミッドがすがたを現します。このピラミッドはかつてはメンフィスのNBAチーム・グリズリーズの本拠地として使われていましたが、FedEX Forumに本拠地を移転してからはずっと放置されていました。そこを北米の大手釣具メーカー・BASS PRO SHOPSが買収し今のようになりました。

一応、釣り具ショップですがら中は軽いテーマパークのようになっています。人工的に作られたとは思えない程再現度の高い池には魚がいます。あと中には水槽もあってちょっとした水族館のようになっています。このピラミッドの中にはホテルも併設されており家族で楽しめるテーマパークのようになっています。

メンフィスを歩いて気づいたこと

ここメンフィスは完全に車社会です。ダウンタウンへのアクセスの方法はバスのみしかありません。その上、本数も路線自体もかなり少ないです。ダウンタウンに行けばトロリーが走っているので少し移動は楽になります。

あと、ほかの都市との違いとしては圧倒的に黒人の方が多いということです。黒人が多いからどうということはなく、優しい人が多いです。

メンフィスの治安に関してですが、メンフィスはギャングの活動が盛んな場所としても広く知られています。それ故に犯罪率も全体的にアメリカでは高い水準となっております。ダウンタウンのビールストリートは警察官、警備員が多く巡回しているので安心できますが、基本的にメンフィスでの夜の不要な外出は絶対に控えて下さい。夜遅くまでビールストリートを楽しむのもありですが、絶対にそこからは宿泊先が近くともUberなどで帰って下さい。夜のダウンタウンは少しやばい雰囲気が出ていました。

まとめ

ここメンフィスはブルース発祥の地ということもあり、世界中から音楽好きが集まり、夜はビールストリートでお酒を飲みながら音楽を楽しんでいます。また、アメリカ社会の大きな転換点となった公民権運動についても学ぶことができ、歴史的にも重要なところとなっております。ちなみに地元のNBAチーム、メンフィスグリズリーズには日本人選手の渡邊雄太選手が所属しており、私たち日本人にとっても少し馴染み深い場所となりつつあります。

しかし、メンフィスを訪れる際は、ギャングがたくさんいて犯罪率も高い場所であるということも是非忘れないように注意していただきたいと思います。

ということで今日はこの辺で！