そーいちブログ

福岡県在住の「旅」を愛する大学生

大人気の観光地・ロサンゼルスに潜む闇!?LAで見た光と影

みなさんこんにちは、前回まではアメリカ観光におけるお役立ち情報からポップな情報を中心に紹介してきましたが、今回からは私がアメリカで目にした"闇"の部分についても紹介していきたいと思います。というのもアメリカはかなりの格差社会であるため、裕福な人はどんどん豊かになって、貧しい人はどんどん貧しくなっていくというような状況です。ただそれも資本主義No. 1アメリカだからしょうがないことかもしれないですね。かといって社会主義にしても弊害はたくさんありますから難しいところですよね。

海外に行かれたことのある方は、観光地などでホームレスの人や物乞いの子供達を見かけられたことがあるんじゃないでしょうか?日本にいるとホームレスや物乞いの人に遭遇することはほとんどないと思いますが、海外(特に治安が悪いと言われる地域)ではたくさんのホームレスの方を目にすると思います。

アメリカも例外ではありません。アメリカは世界ナンバーワンの先進国ですが、地域によって経済格差もあり、先ほど紹介したように貧富の差もかなり激しいです。また、州によって住んでいる人の特徴もかなり違ってきます。南部では特にメキシコからの移民や黒人の方が多く、北に行くにつれて白人の割合が多くなっていくように感じました(あくまで個人の意見です)

アメリカは多民族国家であり、国外から安価な労働力の流入によって失業する方も多く、アメリカでは毎日20人近くの人がホームレスになってしまっている状況のようです。

私がアメリカを旅している間、どこに行っても必ずと言っていいほど路上生活者の方を見かけました。比較的治安が良いと言われる地域に行けば人数こそ減るものの、1人も見かけなかったことはまず無かったですね

加えてアメリカはマフィアがたくさんいます。マフィアの活動が活発な地域とそうでない地域それぞれですが、特にマフィアが多いと言われる地域は犯罪率が高い傾向にあるようで、警察とマフィアが頻繁に銃撃戦をしているような地域ももちろんあります。中米で作られたマリファナなどの違反薬物メキシコを経由して彼らマフィアの手に渡っているようです。そのため薬物中毒になり社会復帰が困難になりホームレスになる方もたくさんいるようです。マフィアの多い地域では特に薬物中毒者のホームレスが多い気がしました。ホームレスの中にはすごくフレンドリーな良い人もいますが、彼らはかなり危険だと思います。呂律が回らず何と言っているかほとんど分かりません。何をしてくるかわからないので近づかないのがベストです。海外のマフィアは日本にいる、いわゆるヤクザ、チンピラとは格が違いすぎます。マフィアが多いと言われる地域は近づかないようにしましょう(日本でもヤクザ、チンピラには関わらないように!)

アメリカで危険と言われる場所は地域全体が危険な場合もあれば、とあるストリートだけが危険と言われる場合もあれば逆にあるストリート以外は全部危険という場合もあります。また、一日中危険なところもあれば、夜間だけ危険なところもあります。なので観光で行かれる場合はしっかり治安に関しては下調べは徹底しましょう。またネットの情報だけに流されず、地元の人に聞いてみるのも良い方法だと思います。

 

かなり前置きが長くなってしまいましたが、今回は日本からもたくさんの人が訪れているロサンゼルスの闇について紹介していきたいと思います!

 

大人気都市で目の当たりにした現実と闇

みなさんロサンゼルスと聞いたら何を想像しますか?多くの人がハリウッドやディズニーランドを思い浮かべるでしょう。実際にロサンゼルスを訪れる日本人の目的地はユニバーサルスタジオのあるハリウッドディズニーランド大谷翔平選手が所属するロサンゼルス・エンゼルスの本拠地があるアナハイム、それにサンタモニカを加えた3つの地域だと思います。これらの地域はそれぞれ車で1時間ほどの距離にあるためアクセスも良く、1週間もあれば十分に楽しめます。これらの観光地は警察や警備がしっかりしているので安心して観光を楽しめます

ただロサンゼルスで特に注意していただきたいのがダウンタウンエリアです。

 

アメリカにはホームレスの方が約50万人いると言われるています。ちなみに日本は5,000人ほどと言われており、アメリカは日本の3倍人口がいるものの、かなり多い数値だと思います。アメリカで1番ホームレスが多い地域はニューヨークだそうですが、ニューヨークではほとんど路上生活者の方は見かけません。それはニューヨークではホームレス用のシェルターが充実しており9割以上の方はそういった施設で生活できているようです。そして2位はロサンゼルスでその数は約5万人だそうです。しかしロサンゼルスではホームレス用のシェルターの設備がほとんど無いようです。対応が追いついていないのか、そもそもつくるつもりがないのか。。。

そしてそのほとんどの方がダウンタウン地区で生活しています。

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ロサンゼルスは全米2位の経済都市ダウンタウン地区には高層ビルの建物やオフィスが立ち並んでいます。

ただ、ダウンタウンのオフィス街の周りにはこのようにテントがずらりと並んでいます。この横を高級車がどんどん走りさっていく様子を見ると心が痛くなりました。ちなみに、ここはほんの一部です。このようにダウンタウン地区にはテントが並んでいるストリートがたくさんあります。そしてそこが犯罪の温床になっているとも言われています。オフィス街も日中は大丈夫ですが、夜はかなり危ないと聞きました。朝の早い時間帯に車でオフィス街を通りましたが、人がほとんどおらず、どこか異様な雰囲気を感じました。

ダウンタウンのテントが立ち並ぶストリートを歩いてみると、奇声を発したり、謎の行動をとったり、路上に寝っ転がっている人も見受けられました。おそらく彼らは俗に言うヤク中だと思います。ここにはもちろんマフィアも出入りしてると思うので、極力近づかないようにしましょう。夜間は絶対に行かないで下さい

ダウンタウンには観光客が行くような場所はほとんどありません。ドジャースタジアムメジャーリーグ観戦をするくらいですかね。

ダウンタウンではあまり日本人は見かけませんでした。

 

まとめ

世界中から観光客がやってくる大人気都市ロサンゼルス。もちろん大多数の観光客が行くような観光客では警備がしっかりしているため治安が安定しており、安全に楽しむことができます。ただ、今回紹介したダウンタウン地区は特に気をつけていただきたいと思います。ホームレスの方にはもちろん心優しい方もいらっしゃると思いますが、確実にマフィアが出入りしており、犯罪の温床になっています。また、ダウンタウンではマフィア同士や警察との抗争も頻繁に起こっているそうです。

私が今回伝えたかったことは、世界にはこんな場所があるんだよということです。決しておすすめスポットではありません。というより絶対に行かないで下さい。完全に平和ボケしてしまっている私達日本人が行くような所ではないです。軽い気持ちで立ち寄ってしまうと命を落とすことに繋がりかねません。

ロサンゼルスは観光客にとってはかなり魅力的な所です。観光地では特に身の危険を感じることなく楽しめます。ただロサンゼルスにはこのような闇が潜んでいる、こんな危険な場所があるんだよということを知っていただきたいです。

 

ということで今日はこの辺で!